iPhoneは大丈夫なのにパソコンのWi-Fiだけが遅いので、5ghz対応無線LAN子機をパソコンに付けることで解決に至った。価格も2000円程度。私と同じ原因であれば5ghz対応の無線LAN子機を導入することで現在の2~3倍以上の速度がでるようになると思う。
以下、私が実際に購入した無線LAN子機と原因のお話。
私が購入した5GHz無線LAN子機
安いというだけで購入したのが以下の商品。5GHzにしか対応してないため自宅の無線LANルーターから5GHzの電波が飛んでる必要性がある。又、この子機に他のゲーム機を接続するアクセスポイントモードは無いので注意。
商品の説明欄には書いてないが、子機をパソコンにさすと小さい青いランプがずっとちかちかしているので、気になるという方は別の商品を探した方がいいかもしれない。
パソコンのWi-Fiだけが遅かった原因
Wi-Fiには現在、2GHz帯域と5GHz帯域の電波を使う2種類の規格が存在し以下の特徴がある。
- 2GHz:他のWi-Fiと混線しやすいが遠くまで届く
- 5GHz:電波の範囲は狭くなるが混線しにくい
私のiPhoneは5GHz帯域で接続されていたが、パソコンの方は5GHz帯域をそもそも受信できない仕様だったためパソコンのWi-Fiだけが遅くなったという形。
今まで大丈夫だったのに何故遅くなったのか?
近所のWi-Fiの電波の数を調べたところ私以外になんと「25本」ほどの電波が飛び交っていた。ほとんどが2GHz帯域の電波であり、内3本は自分の家でもバリバリの最大強度で受信できるほど電波が強かった。最近では無線LANルーターの性能も格段に上がっており、近所の方やあるいは自分が新しいルーターにするだけで影響があったのではと思う。
5GHzはどこまでの範囲に届くのか?
私が現在使用している無線LANルーター(親機)のことになるが、5GHzの電波はだいたい4m~6m範囲は受信していた。特に上方向に強いっぽく(アンテナの向き?)、横に離れていくよりは電波の強度が長続きしていた印象。
5GHzに対応してるのかを調べた話
パソコンに内蔵されている無線LAN子機の機能について。「ネットワークアダプタ」というものを調べれば確認することが出来る。Windows10の話になるが、デスクトップのスタートボタンを右クリックし、デバイスマネージャーからネットワークアダプタの項目を見る。
「Broadcom802.11nネットワークアダプタ」という項目があると思う。
この802.11に続く「n」という表記で2GHzにしか対応していないということがわかる。5GHzに対応するネットワークアダプタには「a」や「c」が使われている。今回購入した子機側にも「11ac対応」と表記されている。
通信速度の調べ方
通信速度と検索すればいくつかサイトが出てくるが、誰にでもわかりやすいのは「Fast.com」というサイト。パソコンでもスマホでも、サイトを開くと即座に速度解析が始まる。安定して30Mbps以上出てれば困ることはないかと思う。一桁になってるとかなり瀕死の状態と認識して良い。
どれぐらい改善したのか
元々は時間帯による通信速度の増減が激しく、低い時は3Mbpsで調子の良い時で30Mbps。インターネットの用途としてはYoutubeの生放送を見ることがほとんどで、10Mbps以下だと放送が途切れ途切れになってしまう。3Mbpsにもなるとサイトを開くときに画像がなかなか表示されなかったり、表示を待ってる間にWi-Fi自体が途切れることも多いかった。
今回の子機を導入し5GHz帯域にした結果、安定して50~60Mbps出るようになった。
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